ご注意
本文には思い出話が含まれています。メタスラに関しては、もうかれこれ十五年以上前の話なので思い違いがあるかもしれません。また画像はアケアカNEOGEO版を使用しております。
こんばんは。PS4のレッドデッドリデンプション2をチャプター4まで進み、ちょっと休憩っと湯たんぽにお湯を入れて温まろうとした際火傷したロスサントス住民の端くれです。
今宵はゲームの処理落ちについての小話と思い出話をば。
先日、我がPS4内にインストールされている
アケアカNEOGEO版 ストライカーズ1945PLUS(以下1945プラス)
を久しぶりにプレイしようと起動したら、アップデートファイルをダウンロードし始めました。
「ん、バグ修正かな?」
私のPS4は自動アップデートをキャンセルしていて、このアップデートファイルがいつ頃配信されたのかわかりません。
アップデートが終わり、改めて起動。
「なにが変わったかわからないけど、今日こそワンコインクリアだ!」
愛機フライングパンケーキちゃんでいざ出陣。
数分後
「な、なんか、ちょっと速いぞ・・・!?」
速い。
弾が速い。
敵が速い。
全体的にアップデート前よりゲームの処理速度が速い気がしたのです。
それから少しした後ネットで調べてみると、どうやら元々のネオジオ版(以下実機)の1945プラスと比べて処理落ちが激しい不具合があったようで、今回のアップデートで修正したそうな。
つまり、私にとって速いと思った今のバージョンが、実は普通という事なのでしょう。
ここで一つお伝えする事がございます。私は実機の1945プラスをプレイしたことがありません。
シューティングゲームが好きで色々な作品をゲームセンターと家庭用で遊んできましたが、1945プラスは今回のアケアカNEOGEO版が初めてでした(ゲームセンターも、私のよく行く所はあまり豊富にシューティングゲームを置かなかったので、専ら家庭用がメイン)。なのでアップデート後でも実機に近いのかどうかは私にはわかりません。
話を戻して、
アップデート前はノーコンテニューでステージ7のボスまでは行けていたのに、アップデート後では調子良くてステージ5が精一杯。
むむむ・・・早くこの処理の速さに慣れなくては、
と四苦八苦していると、ふと懐かしき名作ゲーム
が頭に浮かんだのです。
↑デモ画面の一部。
なぜか。それは私にとってメタスラ3も、とある理由で処理落ちと縁があったからなのです。
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・メタスラ3と私と処理落ち
以前当ブログで少し出ましたが、私が小学生の頃行きつけだった駄菓子屋さんに、仲間内で大人気だったゲームが置いてありました。
それはSNKさんの名作アクションシューティングゲーム、メタルスラッグ3でした。当時私と仲が良かった友人はメタルスラッグシリーズが大好きで、友人はプレステ1に移植された初代メタルスラッグとメタルスラッグXを持っており、私達はお互いにスコアを競い合っていました。メタルスラッグ3の存在は、駄菓子屋さんの常連だったその友人から教えてもらったのです。
初めて見た時、私は驚き、感動しました。主人公がゾンビになって、とんでもない量の血を吐き出し、飛んでいるヘリを撃墜しているのですから!
初めて駄菓子屋に行き、初めてメタスラ3を見つけ、先客の子どもがキャッキャと遊んでいたまさにその場面が、よりにもよってその場面なのです!メタスラが好きな小学生の私にとって、これ以上センセーショナルな出会いがあるでしょうか!
↑よりにもよってこの場面。こんなぶっとんだ場面を見てテンション上がらない男子はいないでしょう。
もうその日からひたすら遊びました。何度もプレイし、1年後くらいには私と友人はノーコンテニュークリアするくらいに上達しました(今じゃとても無理!この事については後述)。もう駄菓子屋さんに行かない日が無いくらいでした。
そんなある日、当時買っていたコロコロコミックだったと思うのですが、とあるページ広告に目を奪われました。
もう喜んだってもんじゃありませんでした。未だにこの時の喜びを超えるゲーム情報はこざいません。
メタスラ3が、自分家で出来る!しかも買ってからはタダで!!
すぐさま予約、光の如く。
自分家のPS2でメタスラ3を起動した時の感動。もう興奮しっぱなしでした。
しかし、話が少しそれますがいきなり洗礼がございました。
最初のステージのザコ敵であるヤドカリ(私と友人達はそう呼んでいました)、駄菓子屋さんのヤドカリと耐久力が違ったのです。
実は私が入り浸っていた駄菓子屋さんのメタスラ3は難易度が下げられており、全体的に敵が柔らかくワンコインクリアしやすかったのですが、PS2版メタスラ3の初期難易度は工場出荷設定を基準にしているのか駄菓子屋さんのと比べて敵が硬かったり、攻撃が激しかったのです。
カンッ(ナイフ攻撃)
ズバッ(ヤドカリ渾身の一刀)
ノー!(断末魔)
↑ステージ1の最初にスクロールが止まるヤドカリの巣での一コマ。この流れもある意味衝撃でした。
ですが、難易度問題はゲーム内のオプションの変更で解決し、それからは駄菓子屋さんと同じように遊べてステージ1をクリアした時にはまた感動したものです(レベルが1になっている画像の物はその再現。アケアカ版での標準難易度であるレベル4だとステージ2の雪男で心が折れました)。
けれども・・・難易度問題は解決したはずなのに、まだ引っかかる事がありました。それはステージ4のデカ虫、オーム(これも仲間内での呼称。ナウ◯カっぽいので)を撃破した時に確信に変わりました。
「な、なんか、ちょっと速いぞ!?」
駄菓子屋さんのメタスラ3ではオームを倒した時に出る血飛沫が
ブシャアアアアアアアアアアアアアンんん・・・
という感じにスローモーションだったのに対し、PS2版では
ぶしゃあーーーーん!!
という感じに比較的素早く軽快に血飛沫が出たのです。
↑血飛沫シーンはなかなか刺激的なので自主規制。
つまり処理落ちの挙動が違うのです。
今思えば特にゲーム進行に支障は無かったので別に気にする程では無いのですが、当時の私は処理落ちなんて言葉も知らず、「なんで違うんだろ?どうして違うんだろ?」と気になってしょうがなかったのです。
もしかしたら、あのPS2版のメタスラ3は移植にプラスしてリマスターに近かったのかもしれないですね。貸したのか売ってしまったのか今手元にありませんが、もし見かけたら買い直そうかな・・・(しみじみ)。
この処理落ちの違いのお陰で、得をした事があります。
それは家庭用で何度も練習してから駄菓子屋さんでプレイすると、その速い処理に慣れたからかゲーム全体が少しスローに見え、家庭用より好成績を叩き出しやすかったのです。運が悪い時は容赦無くソルデロカに惨殺されましたけどね。
↑今でも難しいソルデロカ。この後黄色弾に討たれた私め。
そして、話は最初の1945プラスに戻りますが、アップデート後の1945プラスでは私の当時のメタスラ3と逆の事が起きました。
処理落ちが改善された事で、弾のスピードや全体の動きが物凄く速く感じ、ステージ3あたりで撃墜される体たらく。
もちろんこの改善は大変良い事だと思います。
当時と違う動きをするのは、アーカイブとして不満が出てしまいます。もし実機を遊んでいたら、アップデートに喜んだ事でしょう(繰り返しますが、私は実機を遊んだ事がありません)。
・・・さて、ストライカーズ1945プラスのアップデートの話からメタルスラッグ3の思い出話までズルズルとずれ込み、また戻ってきました。ここまで来て結局なにが言いたいかというと、
ゲームの処理速度って、ものすーんごく大事なんですね。
改めて認識致した次第でございます。
まさか1945プラスのアップデートで約十五年以上前の思い出を思い返すとは、人生わからないものです。
今回はここまで。
読んでいただき、ありがとうございました。
ではっ!!(アイテム残して退散)
↑ほんと、このゲームのドット絵は今見ても凄い。泣く。
これからサムスピの新作も出るみたいだし、メタスラの新作も出て欲しい。出たら買う。でも2Dでお願いします。