ロスサントス住民の端くれブログ

なんかテキトーに書いてるブログですん。

93.点火プラグを掃除しようか【車の話】

(※内容に入る前にご注意

本記事では車の点火プラグ掃除を題材にして施工方法も載せていますが、あくまでも私のような素人の施工です。もし行う場合は自己責任でお願いします。

色々間違えると故障の原因となり、下手をすると車がお逝きになります。不安な時はお店のプロや近所の車好きなレディース&ジェントルメンにお願いされたし。さもなくば死)

 

 

お疲れ様でございます。ゲーマーの端くれのものです。

 

このブログに何回かイメージ画像で登場する私の愛車のアルトちゃん。

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色々と紆余曲折あって中古で買ったアルトちゃん。そんな彼女(?)ももう少しで走行距離60000キロ。

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60000キロは人間で考えれば60歳(10000キロで10歳という私の勝手な考え)。あちらこちらにガタが出始める頃。

まだ大きなガタはありませんが、最近なんとなくアイドリングや加速時の多少のモタ付き等、エンジン不調を感じます。

エンジン不調と言えば大体思い浮かぶのが点火プラグ。

アルトちゃんのメンテナンスノートを見ると54000キロ時点で交換はされていません。プラグは物とコンディションによりますが、大体20000キロ辺りが交換時期とされているようです。

まだ距離的には使えそうな気もする。しかし最近の不調感が気になるし、なにより車について色々経験してみたいのでプラグ交換をやってみたい。

先日1パチの宇宙戦艦ヤマトで17000発出たし、これでプラグとか揃えよう!!!(超唐突)

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↑初打ち。とんでもない台ですわ。感謝の極み。

 

しかし…何件か近所のお店をまわったけども

プラグが売ってない!

売ってても合わない!

ならば交換では無く、掃除してみよう。

レッツトライ。

 

・用意したもの

とりあえず此奴らを用意。コメリさんで購入。

出でよッッ!!!

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左から

スピンナーハンドル

プラグが固い場合があると思い、少し長いヤツを購入。

 

エクステンション

プラグまでの距離がどれくらいかわからないので様々な長さのセットを用意。

ちなみにT字のプラグレンチがあれば上記の二つは必要ありません。ただ物によっては持ち手が短く、外す時にすんごい力が必要になる場合があります。

 

エンジンコンディショナー

本来はエンジン内部の洗浄に使うものですがプラグの先だってエンジン内部にあるので使えるかなと。おそらくキャブクリーナーでも良いかも。

 

ワイヤーブラシ

プラグに溜まっているカーボン(炭)を取り除くのに使用。材質が三種類のセットでしたが真鍮を使用しました。ちなみにコメリブランド。

 

エス

汚れを拭き取るのに使用。しかし使ってみると多少毛が付いてしまうので、最後はパーツクリーナーで洗い流しましょう。

 

ここより下は既に所持してたもの。

16ミリプラグソケット

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主役。

前の職場で農機具に使っていたものがあったので今回久しぶりの出勤です。中に磁石があるので外す時、付ける時に便利どす。ちなみにTONE製。車種毎にサイズが違う場合がありますのでご注意を。

 

パーツクリーナー

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洗浄後に洗い流す為のクリーナー。すぐ乾くので拭き取りもそんなにいらないです。

 

役者は揃った!!イクゾー!!

 

 

・比類無きプラグ掃除の巻巻巻巻巻…

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まずプラグを…の前に。

エンジンは切る事。当たり前。

手袋をする事。と言いつつ途中まで素手でやってます。

冷えるまで待つ事。重要。

走った後のエンジンは熱い。つまりプラグも熱い。厚手の手袋でも無い限り熱くて持てません。火傷します(経験あり)。

バッテリーは外さなくても良いらしいので外しませんでした。車種によってはこの限りでは無いかも。

 

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では早速。

エアダクトを取り外します。ちょうどその下にイグニッションコイル等プラグ類があります。小さいマイナスドライバー等でストッパーを外します。また取り付けるので無くさないように。

 

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どりゃと外したら、次はイグニッションコイルについてるコネクタを外します。ツメを押し込みながらゆっくり外します。先にコイルを固定しているボルトを外すとやりづらいかもです。

コネクタを外したら、コイルを固定しているボルトを外します。10ミリのボルトでした。

コイルを上に持ち上げて取り出すと中にボルトが見えるので、プラグソケットで外します。外したら一応タオルやテープか何かで穴を塞ぎます。埃とか入らないように。

 

さて、どれくらい汚れてるかな〜。

ちなみに比較として洗浄後はこちら↓

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ではでは、プラグちゃんいらっしゃ〜い。

 

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きったな。

 

なかなかに黒い。これは黒い。

 

とりあえずカーボンを洗い流します。適当なコップなどにプラグを入れて、エンジンコンディショナーをぶち込みます。

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ンン〜。みるみる取れていくぜぇ。

 

五分ほど浸けたら、ブラシで優しくゴシゴシ洗います。

んで、

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↑謎の芸術作品が出てきましたが、プラグを真横から見た図で、点火部分は勿論、赤く塗った部分も念入りに綺麗にします。カーボンがよく溜まる所です。

何度か洗って、パーツクリーナーですすぎます。

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綺麗。気持ち良いィィ。

 

三本綺麗にしたら先程と逆の手順で装着します。プラグを斜めに入れないように注意。

 

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エアダクトも戻して完了。

エンジンをかけて、10分程アイドリングしておきます。異常が無ければヨシッ!!

 

・黄昏の刻

試運転がてら100キロ程走りましたが、問題なく走れました。さらに

不調感が収まりました(多分)

加速が良くなりました(多分)

レスポンスが良くなりました(多分)

腰の痛みが治りました(多分)

 

えぇそうです。プラシーボです。

劇的な変化はありませんでした。

 

でも良いのです。

夏のシーズン途中で扇風機を掃除したら

「なんかいつもより涼しい気がする」

と感じるアレと一緒。

掃除や洗車は、人の気持ちをアガらせる力を持っていると信じています。

 

 

……なんの話?

 

 

そんなわけで、プラグ掃除のお話でした。

今回は掃除を行いましたが、プラグは基本的に交換するものなので、電極部分が摩耗する程時間が経っていたら掃除より交換しましょう。

繰り返しになりますが、ご自分で施工する際は自己責任でお願いします。

 

ではまた。