ご注意
このお話の内容は個人的な感想とネタが大多数を占めております。
「彼」への捉え方は個人差があります。
某月某日。あなたはゾンビが跋扈する警察署に迷い込んでしまった。
命からがら、ようやく一息つける部屋に逃げ込むと、机の下で寂しくランプを光らせるボイスレコーダーを発見する。
誰かに拾われるのを待ち続けていたそれを、あなたは手に取り、音声を再生した・・・。
こんばんは。ロスサントスから旅行でラクーンシティに来ていたゲーマーの端くれです。
ラクーン君に会いたい一心で来たのに大規模なバイオハザードに見舞われたようで街は壊滅状態です。あちこちにゾンビが溢れ、私は命からがら警察署に逃げ込みました。
約20年前にも警察署を訪れた事がありましたが、リフォームしたのか面影は残しつつも、所々インテリアが変わっていたり、増築された所があったりして、懐かしさもありつつ新鮮さを感じます。
↑古いゲーム入れから引っ張り出して、RE2が発売するまでやっていたオリジナル版。私がやっていたのは画像のデュアルショックバージョンなので正確には20年よりもうちょっと前?
って、こんな事を言ってる場合ではありませんでした。
ここまで逃げている途中、道すがら生存者やゾンビになりかけている人や脳みそ丸出しの舌が異様に長い方々からお聞きした話で、
なんでも、警察署に帽子を被ったジェントルマンのような化け物がいるようなのです。
全宇宙ジェントルマン協会会長秘書補佐補欠員
である私は、一刻も早くそのジェントルマンにお会いすべく、行動を開始しました。化け物というのは言い過ぎでしょう。
すると、いました。
たまたまお会いしたクレアさんについていく形で、私はジェントルマン(以後、彼と呼称します)を観察することにします。
尚、ここからは全宇宙ジェントルマン協会審査基準に則り、彼の様々なジェントルマンぶりをポイント形式で採点していきます。
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・服装
コートに帽子と、しっかり整えたその佇まいはジェントルマンの基本を押さえた正装。そこらへんで息も絶え絶えだった特殊部隊らしい人曰く、彼は
一般市民に紛れ込んで標的に近づき、始末する為にあのような格好をしている、謂わばカモフラージュみたいなもの。帽子を被っているのは20年前よりさらに自然体となる為ではないか?
という事らしいのですが・・・
いや、
彼は生まれつきのジェントルマンなのです。仕事とか20年前とか関係無いはずです。
ジェントルマンポイント100プラス
・礼儀正しさ
もし彼が仮に恐ろしい化け物だとして、彼のような大男はドアを
バコーン!!!!!
と壊しながら追いかけて来るのが相場というもの。
しかし彼はそれをせず、キチンとドアを開けております。素晴らしい。
ところで、先程窓を破ろうとしていたゾンビが
普通に開けるのはゲーム的に扉が壊れると色々不都合だからじゃな〜い?
と推測していましたが、
それは関係無いでしょう。ジェントルマンなんですから。
また、目標をまだ見つけていない時なのかゆっくりとドアを開けて入って来る事もあり、その隙に脇を通らせてくれる時があります。まさにジェントルマン。
ジェントルマンポイント200プラス
・優しさ
いくら仕事だとはいえ、ターゲットをとことん追い込むようではジェントルマンではありません。そこら辺の事を彼はわかっているようで、ターゲットが一息つけるような部屋に立てこもった時は、
今はゆっくり休んでください。私は何処かに行きますからね
と言わんばかりに足音を立ててゆっくり離れていきます。よく調べていないので例外もあると思いますが、特にアイテムボックスとタイプライターが一緒の部屋には入らないご様子。その優しさに涙、そして乾杯。
それに、彼はターゲットになんらかのアプローチを掛けた際、畳み掛ければいいところを敢えてせず、
さぁ、今のうちにお逃げなさい
と言わんばかりに顎や帽子に手をやったりしてターゲットに逃げる時間を与えるそうです。ジェントルマンの精神に加え、騎士道精神も兼ね備えているとは、いやはや感服です。
さらに、もしターゲットが抵抗してきた場合、
なかなかやりますね。その力に敬意を表し、しばらく足を止めましょう。
と、少しの間だけ逃げる時間を与えてくれます。その美しき精神に敬意を。
↑アイツのコートは防弾仕様なのかあまり効果がないようだ。頭を狙おう。と、誰かがそう、教えてくれた・・・。
ジェントルマンポイントに騎士道精神ボーナスを加えて300ポイントプラス
ゾンビ「そうしないとゲーム的に難し過ぎるからでしょ?」
・・・・・・
いやぁ、やはり彼はジェントルマンです。ここまで高得点を叩き出すジェントルマンはそういません。
では次に知識教養とマナークイズを・・・
バキッ!
あっ!!!
ちょ、ちょっと!!ジェントルマンは女性を殴ったりしません!やってはいけない事です!ジェントルマンポイント300000000マイナス!!
・・・あ、クレアさん、どこいくんですか!お、置いてかないでくだ
がしっっ
ぐえ!く、首を掴まないで!!苦しい!
ジェ、ジェントルマンポイント、ろくちょ
グシャっ
(レコーダーの再生はここで止まった)
完
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・あとがき
タイラントさんが帽子を被って現れた事に思わず爆笑し、勢いで本記事を書いてしまいました。読み辛い部分もあったと思います。ごめんなさい。
さて、ひとつ前のGTA5のお話で書き忘れましたが、最近の私はGTA5、龍が如く4のPS4版、そしてもう一つ、バイオハザードRE2を掛け持ちして楽しんでいます。約20年振りのリメイクで、もう発売が楽しみで楽しみで仕方がありませんでした。
しかし、多少予想はしていましたが、さっそく洗礼を受けました。
オリジナル(私がやっていたデュアルショックバージョン)ではUSAモードをクリアしたし、ハンクだってクリアしたし、豆腐は・・・
置いといて、
リメイクもサクッとクリアしてやるぜー!
と息巻いて発売後いざプレイすると、
む、難しい・・・
アイテムは近づけばマップに表示されるし、ドア間の読み込み演出がないからサクサクだし、サイドパックを集めれば結構持ち運び出来るし・・・と快適親切ではあるのですが
なかなか手強い難易度ですな・・・。
ゾンビはしぶとく、弾数も厳しい(私が撃ち過ぎなのかも)・・・。
思い返せば、オリジナル版を始めた当時の私も、最初は何回もリトライを重ねていました。スタート地点のゾンビに囲まれた所でラジコン操作がおぼつかず、何回も餌食になって泣きそうになったのは良い思い出です(初めてのバイオが2だったこともありますね)。
そういう苦難を何度も乗り越え、初めてクリアした後で、何回も初めからやってみると、弾丸やアイテムのマネージメントが上手くなっていき、あれだけ難しかったのに嘘のようにサクサククリアまで進んで行く快感が、バイオの魅力だと思います。
話をRE2に戻して、
初プレイではレオン編のスタンダードで始めましたが、途中のエイダ編で挫折し、難易度を落としてようやくクリア。これを書いている現在は慣れてきたこともあり、またスタンダードにチャレンジしています。今度はクレア編で。
とりあえず、さらに紳士風になったタイラントさんにフォーカスを当てた今回のお話はここまで。
まだ遊び尽くしたわけではないので、難易度によっては記事の内容と違う挙動があるかもしれません。ご了承ください。なるべく発見次第追記致します。
あっ、お別れの前にふたつ言っておきます。
全宇宙ジェントルマン協会はフィクションです。それと、
彼はジェントルマンではありません。見かけたらお逃げください。
読んでいただき、ありがとうございました。
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